大手金融機関が移転。何かと物議を醸しながら灯をともし続けていたパチンコ店も廃業。老舗旅館が取り壊され、道路へと変貌・・ 山中温泉の総湯近辺が様変わりをした1年。なんとなく暗くなっていくなあ、という印象の中、老舗蔵元がリニューアル・オープンしました。創業安政元年という造り酒屋、松浦酒造こと「つくしや」さん。私も大のひいきです。
流通再編の時代に変わり、酒もスーパーやディスカウント・ショップで買い求める人が増えましたが、こと酒に関しては「つくしや」さん一本。なにしろ創業から300年近くのことです。いろいろなご苦労があるでしょう。それでも時流に流されることなく、堅実に店を守っていらっしゃる。それだけでも敬服の至りです。私にはまねができません。商売の秘訣は何か。うーーん。今も、その「獅子の里」をあおりながら考えているのですが、分かりませんです。地酒のますますの発展を。
■ つくしやさんは、元旦(午後1時~)より営業、松の内は無休とのことです。
■ infoseek オンラインアルバムにも、画像を載せました。
「山中温泉木戸門通り」