6年生の息子が、「一石二鳥」はどう書くのか「二束三文」は・・と、さっきから母親に宿題の答えを教えてもらっている。ロクロク調べもしないで、嘆かわしい限りだ。
そのうち、「ナナコロビヤオキは、どんな漢字か教えて」という声がしたので、
「安直に答えを聞くな。親の姿を見れば分かるだろう。それでもダメなら辞書を引け」
とたしなめたら、不服そうな顔でやっと辞書を開き始めた。
ところが、後でこっそりノートを見たら
『七転八倒』
と書いてあり、力が抜けた。
※教訓 子どもは意外と親の実態を冷静に観察している(ようだ)