今ふとブログトップをのぞいたら、exブロガーの数が70000を越えていました。でも、この中に実際マツタケを採ったことのある人、何人いるのかなあ。私は正真正銘、マツタケを見つけたことがあります。実をいうと、漆器と温泉の他に、山中はマツタケの産地でもあったのです。
しかし、マツタケ・ハンターたちは黙して語らず。おおよその場所を口外しただけで、山は荒らされます。荒れた山にマツタケは2度と出ません。私も自分のHPでこのマツタケネタは封印しておきましたが、もういいかなあ、と考え直しました。だって、山中温泉の山々からマツタケが姿を消して、ずいぶん久しいからです。
地物産のマツタケは味、特に匂いが全然違います。採った時はさほどでもないのですが、あとからどんどん強烈な芳香を発します。遠くから来る産品や、人工香料をふりまいた輸入ものとは大違い。写真はある年、マツタケが突然狂い咲きしたときのもの。正直に申しましょう。場所は山中温泉中心部からわずか2kmの山間部。現在この場所は松林が伐採され、アスファルトの道路が走っています。