こんな夢をみた。
色々あって凹んだためか、「俺の人生、いよいよ崖っぷちか・・」と、つい弱音を吐いてしまった。すると、それを聞きつけたのが神様なのだろう。耳元で whisper words of wisdom こんな声が。
「崖っぷち? 何言ってるんだ。お前はとうに崖から転落してるんだぞ」
「はあ?」
「分かんないかなあ。その崖が非常に高所にあるため、今だに落ちている、すなわち自由落下=FREE DROPS 状態なんだ。
五十嵐一生のCDにもなってただろう。あのタイトルはあんたと一緒、彼の転落人生をしめしてるんだ。あんたと五十嵐、複数形のSが憎いな。あはは」
「はあ~ん、なるほどねえ。でも、いつまで落ち続けるんだろう・・」
「重力加速度gと空気抵抗rを減じた速度を計算すると、もうまもなく・・」
と答えが返った瞬間、眼下に突如地表が見えた。あああ!と思うが早いか、「べちゃ!」と私は強烈な力で地表に叩きつけられた。ううう・・息苦しく、しかも、身動きが出来ない・・・
そこで目が覚めた。気がつくと、カミサンの丸太のような足が私のおなかの上に乗っていた。