この焼物皿は「古九谷青手松竹梅文鉢」というそうです。石川県立美術館蔵で、先日の古九谷修古祭で展示されてあったものです。ウエブ検索してみると、何と Yahoo で売り出されているではありませんか。注意書きに中島○之助監修とまであります。
この皿は地元山中の神社に奉納されていたものを、初代徳田八十吉氏が譲り受け、美術館に寄贈したとのこと。それを売りに出すとは、石川県もセコいなあ。それにしても10万円は高い。そう思ってよく見ると、ありゃ、画面隅に小さく「復刻版」の文字が。なんと売っていたのはレプリカでした。
じゃあ、この現物はいったどれぐらいの値段がするのでしょう。と、そんなことしか考えつかない私は、やはり貧しい心の持ち主か。
■ 結局こういうレポートしか書けなかった ・
芭蕉と才次郎 古九谷の謎にせまる