始めてチーズを食べたのは小学校の頃。とにかくまずい、というのが第一印象でした。その後、当時は珍しかったキャマンベールを戴く機会があり、すっかりチーズファンに。今や、キャマンベールなどスーパーでも当たり前に陳列される時代になりました。でも、友人からカナダの地方土産に戴いたチーズ。手作りでしょう。独特のクセはあるのですが、素朴ながら深い味わいがありました。
国内でもチーズ工場で量産される商品。それなりに美味です。でもそれとは違う味わい。どんな人がどんな思いで仕込んだんだろう。遠い異国に思いをはせながら、毎日少しずつ、酒の肴に戴きました。