右図が白山の眺望ポイントです。
国道365号線と並走する道路沿いに新興住宅地の「宮の杜」があります。大聖寺から山中温泉に向かう場合、「長谷田北」交差点から右脇の狭い上り坂へそれるような感じです。(地図から受ける印象とは異なり、坂道はやや狭い)300mほどで坂は上りきり、視界が開けて広い道に出ます。白山の見える地点は、ほぼ赤アミ部分の狭い一区画にすぎません。中山甚三氏が自著「山小物語」の中で言及されていたのですが、sakaami氏に教えて頂くまで、実際見たことはありませんでした。
地図で見るとよく分かるのですが、白山は東から約17度南の方角に見えます。したがって、秋分の日以降~春分の日までに、ここから太陽が昇る、すなわち白山御来光を拝めるチャンスが年に2回訪れることになります。天文ソフトを使って計算したところ、「10月23日と2月20日を中心にして、その前後数日」という結果が出ました。ただ、私の計算はいつも間違うのであまりアテにはなりませんが。