加賀日和の第2号を届けて戴きました。「南加賀文学散歩」のコーナーには女流文学者、渡野玖美さん(『わたりのくみ』とよんだ気がします)の「花塗りの里」が取上げられていました。その昔、毎度ながら酔いに任せて夜の温泉街を徘徊していたとき、ある飲み屋さんにたどり着きました。そこでママさんらしき方から、「よかったら同人誌を買ってくれない?」と言われました。「はあ?」 変わったお店だなあ・・と思ったのですが、その方こそ渡野玖美さんでした。
その後、新聞でなにかの文学賞を受賞されたというニュースが大きく出ていました。まだまだ将来を嘱望されていたのですが、3年前に急逝されました。機会があれば再度足を運びたかったのですが、残念です。合掌。