先月から山中温泉の真宗系寺院を一巡した報恩講も、ようやく一段落。その締めくくりにあたる寿経寺の報恩講は必ず天気が荒れる、と古くから言い伝えられてきました。果たして今回も朝から強風が吹き荒れ、激しい雨に一時アラレが交じる荒天になりました。異常気象続きで、従来の特異日が若干シフトするなか、このジンクスだけは今回もビンゴだった訳です。
報恩講の日程中、うららかな秋晴れが必ずあり、そして大団円に訪れる荒天。「これより心して冬支度に備えよ」と心の戒めにすることもあれば、「まさにこれぞ人生そのもの」と仏教的無常観に浸るケースなど、人それぞれ。でも、自分の場合は毎日が嵐の連続。いつになったらお日様の光が差してくれるのやら。なんまいだ~ ってこんな調子だから、仏様もおちょくり半分だと勘違いし、取り合ってくれないのかな・・