あるブログで、パンツと靴下を買い求めに走る、山中温泉老舗旅館の若主人の話が出ていました。風呂で下着を履き間違えられたお客様のため、弁済品の調達に奔走していた、というのです。思わずもらい泣きするような、お気の毒なお話です。
私はいまだ、他人のパンツをはき間違えて帰ったことはありません。しかし、前後、裏表などはしょっちゅうです。事実、3日前にも総湯で「あら、あんたのぱんつ、裏表反対こっちゃやがいね」と後輩から指摘されました。そのとき、年をとったな、と感じたことが2つ。
1) ああ、これ? と、毎度ながらのことゆえ、自分ながら照れくさい、という感覚がなかったこと
2) これをネタにギャグの一つもカマそうと思ったら「リバーシブルじゃあるまいし」と後輩から先に言われたこと
特に2は悔しかったな。ギャグのセンスとタイミングが完全に鈍っている。わざと、もう一回裏表に履いて、つまり仕込んでおいて、突込みが入ったら「これ、リバーシブルなんや!」とボケてみるかな。って、スベッたら悲惨やし、「あれ、○ンチついとるがいね」ってことになったら、立ち直り不能だし、う~む。