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2004年 11月 02日
山中温泉の市街地と渓谷を結ぶもう一つの橋。道明の橋として、地元では昔から名が知られている。「あやとりはし」が完成するまでは、川を渡るための要路だった。淵も橋も、蚊龍を退治した高僧、道明の名に由来する。
元禄2年(1689年)松尾芭蕉もこの地にを訪れた。曾良の随行日記にも道明の名が記されている。 今は「あやとりはし」がこの道明を睥睨するように架かっている。あやとりはしが完成したのは1993年。架橋からはや10年以上が経つ。このユニークな景観を見せる橋は、草月流3代目家元、勅使河原宏氏の設計によるものだ。新旧の橋がかかる様子は、渓谷に奇妙なコントラストを見せている。 9月13日の早朝。道明一帯の渓谷に朝靄がかかる。 谷間朝日が差し込んでいるが、日の出前の空気はひんやりしている。 芭蕉が訪れたのは7月29日と30日。太陽暦に換算すると、9月12日、13日。ちょうど写真を撮った日付に相当する。 橋のたもとには、芭蕉の句碑とともに、赤子を抱く観音像が置かれている。近くの案内板に 「月が川面に映る情景は格別で、山中八景の一つ」 と記されている。 芭蕉が訪れたのは旧暦7月29、30の両日だから、新月にあたる。これでは川面に投ずる月を見ることはできない。もし、芭蕉の山中来訪が2週間ずれていたら、彼は渓流に映える月を詠んでいたであろう。奥の細道にも違う句を残していたかもしれない。 激しい流れを見せる道明ヶ淵。かつては地元の子どもたちの遊び場だった。ここから眺める渓谷の美しさは今も変わらない。多くの観光客が、あやとりはしから降りて、記念撮影をする姿が目につく。300年以上も前に芭蕉が道明を訪れたとき、幸いにもこの日と同様2日間とも快晴だったという。
by binbokuji
| 2004-11-02 04:15
| 新山中温泉紀行
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